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【医師監修】排卵日を予測する方法とは?オギノ式について

赤ちゃんがほしいと思ったら、まずは妊娠しやすい日を知っておくことが大切です。
妊娠しやすい日は排卵日前後といわれています。ここでは代表的な排卵日の予測方法である、オギノ式についてご紹介します。
排卵の仕組み
女性には卵巣が2つあり、原則そのいずれかからおよそ月に1回、卵子が排出されます。これを排卵といいます。
同時に子宮頸管(けいかん)を満たす頸管粘液の粘度が下がり、精子が頸管を通過しやすくなります。受精の準備をしているのです。
妊娠しやすい日を知るための排卵日予測
妊娠するには、排卵したときに卵管内に精子がいなくてはなりません。
卵子の寿命はおよそ24時間、精子の寿命はおよそ72時間のため、排卵後の性行為では、精子は卵子へ到達しないことがあります。
しかし、排卵前に性行為が行われていれば、精子は女性の体内で3日間生き続け、卵子が排出されるのを待つことができます。
米国生殖医学会は、排卵4日前から排卵前日までに、1〜2日おきに性交すると妊娠しやすいと報告しています。このことから、妊娠しやすいタイミングは排卵予定日の4日前~1日前、回数は2~4回程度と考えられます。

オギノ式とは?
新潟の産婦人科医荻野久作が1924年『日本婦人科学会雑誌』に発表した、排卵日予測の方法で、世界的に認められているものです。
オギノ式によると、排卵日の14日後に月経が始まります。つまり月経予定日から14を引けば、月経から何日目に排卵が起こるかを推定できます。
【例】月経周期が30日の場合、30-14=16で、月経予定日の16日後を排卵日と仮定します。そして、その前後を含めた14~18日後を排卵予定日と予測します。
※排卵予定日は前後2日のズレを想定して5日間とします。

排卵日予測の方法は他にもあります
排卵日予測の方法にはオギノ式のほかにも、基礎体温の変化から予測する「基礎体温法」や、尿検査で予測する「尿中血中LH検査」などがあります。また産婦人科では、エコー検査によって卵胞の大きさを調べるなどの方法で排卵日を予測することができます。
排卵日は些細な体調の変化にも影響を受けやすく、その予測はデリケートなものです。自分で試してうまくいかないときは、早めに医師に相談しましょう。
この記事は2021年10月11日時点の情報です。
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Last Updated : 2022/Mar/23 | CH-20220308-24