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妊娠初期0~13週
医師の診察を受ける
妊娠した可能性があると思われた場合は、医師の診察を受けましょう。医師は妊娠したかどうかを診断するとともに出産予定日を推定します。また、妊娠期間中の健康管理を支援してくれます。
妊婦健診の予約
異常がないことを確認するために、妊娠中は定期的に健診を受ける必要があります。1回目の妊婦健診は4~9週目に行うのが一般的です。
出生前検査について
必要に応じて、赤ちゃんの発育状況を調べるための血液検査や超音波検査を受けるかどうかを確認されることがあります。
病院または助産院の予約
妊娠がわかったら、どこで出産するのかを医師と話し合い、施設(病院、クリニックなど)に予約を入れましょう。
つわりへの対処
吐き気や嘔吐などのつわりの症状は、生活を少し工夫することで軽減することができます。
禁煙
喫煙習慣のある方は、妊娠したと思ったらすぐに禁煙しましょう。
禁酒
安全を期して、妊娠中および授乳中はお酒を断ちましょう。
健康的な食事
お母さんと赤ちゃんの健康維持のために、栄養価が高く、バラエティに富んだ、バランスの良い食事を摂りましょう。摂取を避けた方がよい食品と摂取量を制限すべき食品について確認し、食事内容に十分な注意を払い、水分を十分に摂りましょう。
カフェインの制限
カフェインの摂取量について、厚生労働省は1日の摂取許容量を設けていませんが、世界保健機関(WHO)はコーヒーならば多くても1日カップ3~4杯に抑えるよう推奨しています。カフェインはチョコレート、お茶類、一部のソフトドリンクや栄養ドリンクにも含まれていることを忘れないでください。
出産休暇資格の確認
出産休暇がとれるかどうか就業規則を確認しましょう。
妊娠中期14~27週
妊娠中期の定期健診の予約を入れましょう。
一般に15~22週までは4週に1回、妊娠23~26週までは、2週間に1回定期健診があり、血液検査や超音波検査が行われ、赤ちゃんの発育状況を確認します。
プレママグループへの参加
出産予定日が近い妊婦さんと経験を共有したり、サポートを受けたりしましょう。
出産計画
医師およびパートナーと分娩や出産方法について話し合い、出産に関わる予定を書き出しておきましょう。分娩室で音楽を聞きたいなど、細かいことも好きなだけ書き出しておくと良いでしょう。
妊婦教室の予約
妊婦教室では、分娩中に起こる可能性のあること、痛みを軽減する方法、妊婦体操、授乳やおむつの取り替え方など基本的な育児方法、今後役立つと思われるお話を聞くことができます。また、妊婦教室は分からないことを尋ねたり、思ったことを話し合ったり、同じ地域に住む、もうすぐ赤ちゃんが生まれるカップルと知り合いになれる絶好の場でもあります。
母乳育児について
母乳育児は、お母さんと赤ちゃんの双方の健康に大きなメリットをもたらします。母乳育児にする場合は、助産師からさまざまなアドバイスを受けられます。
妊娠後期28週~出産
基本的な赤ちゃん用品の購入またはレンタル
赤ちゃん用の家具、ベビーカー、衣類、おむつなどの必需品を用意しておく必要があります。これらは新品を購入しても良いのですが、お子さんが大きくなった友人や親戚の方から借りるという手もあります。
マタニティブラをもう1枚購入
胸が大きくなり、当初購入したマタニティブラが合わなくなった場合は、別のマタニティブラが必要になります。
適切なチャイルドシートの手配
道路交通法により平成12年4月1日から6歳未満の乳幼児を自動車に乗せる場合は、チャイルドシートを使用することが義務づけられています。出産後に赤ちゃんを病院から自宅まで自動車に乗せて帰る予定の方は、早めにチャイルドシートを取りつけておきましょう。