トップ>人生最初の1000日
人生最初の1,000日
妊娠前からママとパパに大切な栄養素
ママのおなかの中で精子が卵子と出会い着床してから赤ちゃんが生まれて2歳の誕生日を迎えるまでを「人生最初の1,000日」と呼びます。その1,000日という期間は赤ちゃんがすくすくと成人期まで成長し、元気な毎日を送るための大切な出発点となります。
この大切な1,000日間に赤ちゃんにしっかりと栄養を与えてあげることで、赤ちゃんの成長や将来の学ぶ力の基礎をつくります。
また、妊娠前からパパとママが食べている食事や栄養状態も、生まれてくる赤ちゃんの成長と健康にかかわりがあります。 妊娠前からカップルで質の良い栄養を摂ることを心がけることが、ふたりの赤ちゃんがより良い人生最初の1,000日を迎えることができる鍵となります。

「人生最初の1,000日」のコンセプトは、これからもっと日本でも周知されていくべきだと考えます。
言葉としてもわかりやすいので、妊活をされているカップルや妊婦さんに知っていただきたいと思います。受胎から2歳までの1,000日は、生涯で一番大切な時期で、この時期の栄養が子供の将来にわたって影響をもたらします。
日本人女性、妊婦さんは、葉酸や鉄など多くの栄養素が不足しがちです。子供の健康のためにも、妊娠前から妊娠・授乳期間を通じて、栄養摂取を意識してもらい、必要に応じ積極的にサプリメントを活用することをおすすめします。
日本医科大学産婦人科教授
日本医科大学多摩永山病院院長 中井章人先生
人生最初の1000日
成人期まで元気な毎日を送るための出発点

「人生最初の1,000日」の1日目は気づかないうちにスタートしています
「人生最初の1,000日」は妊活中にママのおなかの中で精子が卵子に出会い着床をすることで、急にはじまります。妊娠週数は最後の生理の開始日から数えられますので、ほとんどの方が0週から妊娠には気づく事が難しいです。妊娠には気づきにくいですが、赤ちゃんの「人生最初の1,000日」はママのおなかの中で既に始まっています。このため、赤ちゃんの「人生最初の1,000日」がいつから始まっても良いよう、妊活中からの栄養補給がとても大切です。
赤ちゃんの「人生最初の1,000日」にママとパパにとって特に大切な栄養素をご紹介いたします。
妊活期
妊活期は「人生最初の1,000日」の開始日となる受胎*(コンセプション)をする前段階(プレ)であるため、プレコンセプション期とも呼ばれます。妊娠を考えるようになるこの妊活期には、パパ・ママの栄養のバランスが大切です。妊活期に女性に特に必要な栄養素は葉酸であり、妊娠がわかった時点で、ママの体に十分な葉酸があることが必要です。
パパは妊活中に体のコンディションを整える必要があり、特に抗酸化作用のあるビタミンEや細胞の代謝をサポートする亜鉛の栄養摂取が大切です。妊活期に必要な栄養は、バランスの良い食事に加えてサプリメントでの補給もおすすめです。
*受胎とは?:母体の子宮内で精子が卵子に到達したあと着床し、妊娠が成立すること
妊活期のサプリメント
妊娠期
妊娠初期は赤ちゃんの脳や心臓など生きていくために重要な部分が作られる時期です。この時期は、お母さんの体には十分な量の葉酸が必要になります。また、妊娠中は赤ちゃんのための血液も作られることから、普段以上に多くの鉄分摂取が大切です。妊娠中後期にかけては、赤ちゃんのからだの大部分がつくられる大切な時期です。また、ヒトの脳細胞の発達にはDHAを含む脂肪酸が大きく関わっているため、DHA摂取が大切です。
妊婦さんは通常時より多くの栄養素が必要であるため、食事と合わせてサプリメントで十分な栄養を補給しましょう。
妊娠期のサプリメント
赤ちゃんの「人生最初の1,000日」にママに十分な栄養を
※2023年2月 株式会社RJCリサーチ調べ インターネット調査 調査対象:産婦人科、産科、婦人科、生殖医療関連診療科 150名

Last Updated : 2022/Apr/28 | L.JP.MKT.CH.05.2021.2533