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妊活中に薬は飲めない?男性と女性、それぞれ気をつけたいこと
「薬を飲みたいけれど、妊活に影響はない?」「妊娠しているかもしれないのに薬を飲んでしまった」と心配する方も多いことでしょう。ここでは、妊活中に飲む薬の影響や注意点について詳しくみていきます。
薬の服用は妊活に影響ある?
妊活中でも、花粉症や突発的な風邪、頭痛などで薬を飲みたいと思うこともあるでしょう。妊活中に飲む薬の影響について、2つの時期に分けてみていきましょう。
(1)妊活中(月経開始日~排卵まで)に飲む薬
月経開始日から排卵までの時期まではおよそ2週間くらいですが、この間に市販薬などを一時的に飲んでも、妊娠に影響を与える心配はありません。
(2)妊娠の可能性がある時期に飲む薬
妊娠の可能性のある時期とはつまり、避妊をしない性交があったときから、次の月経予定日までのおよそ2週間程度のこと。この期間は、もし妊娠が成立していたら「妊娠1か月」に当たります。
この時期に飲む薬には、“ALL or None(全か無か)の法則”が適応されます。この法則では、薬の影響があるとすれば妊娠は成立しない(ALL)、と考えます。逆に、妊娠したということは、薬の影響がなかった(None)、と考えられます。つまり、この間に飲んだ薬の影響についても心配する必要はない、ということです。
妊活中の男性が飲む薬の影響は?
薬の中には精子に異常を起こすものがあります。
しかし、男性が薬を飲んでも飲まなくても、射精される精子の20%には異常があるのが普通です。異常のある精子は、自然淘汰されて生き延びることができないので、そもそも妊娠には至りません。
ですから、性交前に男性が風邪薬などを一時的に飲んでいたとしても、その影響を過剰に心配する必要はないでしょう。
持病があって妊活をする場合、特に注意が必要
持病がある場合は、妊娠を希望していることを主治医に伝えて、相談しておくことが重要です。その理由は大きく2つあります。
1つ目は、治療のために日常的に服薬している場合、その薬がおなかの赤ちゃんに影響をおよぼす可能性がゼロではないからです。すべての薬が胎児に影響を及ぼすわけではないものの、中には奇形などの可能性が高まるものがあります。「妊娠が分かってからやめればよい」と思うことがあるかもしれませんが、妊娠が判明するのは妊娠2か月以降。この時期にはすでに胎児の器官形成が始まっています。「あの時飲んだ薬が影響したらどうしよう」と後から不安になることのないよう、薬の影響について事前に確認しておくと安心です。
なお、妊活中とはいえ、くれぐれも自己判断で薬をやめてしまうことのないようにしましょう。勝手に服薬を中止すると、持病が悪化して、妊活に影響を及ぼすこともあります。そうならないためにも、まずは主治医に相談するようにしましょう。
2つ目は、妊娠による体の変化が、持病に影響することがあるからです。母体への負担が大きいと、妊娠の継続が難しくなってしまうことがあります。とくに以下の病気がある方は、主治医に相談しておきましょう。
- 膠原病
- 甲状腺の病気
- 高血圧
- 糖尿病
- 喘息などの呼吸器の病気
- 腎臓の病気
まとめ
妊活中の薬の服用についてわからないことがある場合、特に持病がある場合は、男性・女性問わず主治医へ相談し確認しましょう。
突発的な風邪や頭痛など、一時的に飲む薬に関しては、妊娠1か月に当たる時期は問題ありませんが、月経予定日を過ぎているなど、妊娠の可能性が高いときには、薬を飲む前に医師や薬剤師に確認しましょう。
この記事は2021年10月11日時点の情報です。
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Last Updated : 2021/Sep/30 | LMR-CH-20210907-33