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【医師監修】2人目の妊活の進め方。2人目不妊はなぜ起こる?

日本の夫婦にたずねた理想的な子どもの数は、平均して2.32人という調査結果があり、2人目の妊娠を考える方も多いようです。
しかし、実際に2人目妊活を進めると不妊を経験し、理想と現実のギャップで悩む夫婦は少なくありません。なぜ2人目の不妊が起こるのでしょうか。2人目妊活の進め方を詳しくみてみましょう。

※国立社会保障・人口問題研究所の調査

2人目不妊とはどんな状態?

1人目を妊娠・出産後、2人目を希望しても妊娠しない状態のことを「2人目不妊」と呼ぶようです。
不妊に悩んでいる人のうち、3~4割の人が2人目不妊という調査結果もあります。
 

1人目が自然妊娠でも2人目不妊になることも

1人目が自然妊娠だった場合でも、不妊治療を受けた場合でも、2人目不妊になることがあります。
これは前回の妊娠から数年経っていることで、夫婦ともに加齢の影響を受けることが大きな理由です。加齢によって、妊娠率の低下、流産率の上昇、婦人科系の病気になる確率の上昇がみられます。
また、もともと妊娠しにくい体質の方が、奇跡的に1人目を妊娠・出産したという場合もあるでしょう。
 

2人目妊活特有の悩み

「1人目ができたのだから、2人目も妊娠できるだろう」と思い、悩む方も多いでしょう。なかなか妊娠に結びつかない状況や、周りの期待の声やアドバイスをストレスに感じる場合も。
上の子が小さい場合は、育児と治療を並行して行うことや、子連れで通える病院が少ないことも悩みの種になるでしょう。
また、上の子を育てるのに必要な費用や夫婦の老後の資金を考えると、治療費との金銭的なバランスに難しさを感じるかもしれません。
 

2人目妊活の進め方

産婦人科を受診

妊活は、まず産婦人科を受診することから始めましょう。産婦人科で、現在の体の状態をチェックし、妊娠できる状態か確かめることが必要です。前回の妊娠・出産のときに異常がなくても、数年の間に体の状態が変わっていることがあります。現在の状態に合わせた妊活ができるよう、医師の指導を受けましょう。
 

原因に対する治療

不妊の原因となる子宮内膜症などの婦人科系の病気は、年齢とともに発症する確率が上がります。病気が見つかった場合でも、適切な治療を早く受けられれば、妊娠の確率を高めることにつながります。
また、病気の状態や年齢によっては、生殖補助医療(体外受精や顕微授精など)をすすめられる場合もあります。
 

生活習慣の改善

妊娠すると、赤ちゃんの成長に多くの栄養が必要になります。そのため、栄養バランスの整った食事を1日3食摂ることが大切です。妊娠初期の赤ちゃんに必要な、葉酸や鉄分などの栄養素は十分摂るようにしましょう。
また、妊娠に向けて体調を整えるために、運動習慣をつける、家族で禁煙する、しっかり休養をとってストレスを溜めないなど、できることから取り組みましょう。
 

不妊治療の保険適用について

2022年4月から不妊治療の保険適用が開始されました。
保険適用の条件をチェックしてみましょう。

対象治療法 生殖補助医療 (体外受精、顕微授精、採卵、胚培養、胚移植など)、
男性不妊症治療

タイミング法、人工授精
(※一般不妊治療は年齢制限・回数制限はなし)
対象年齢 治療開始時の妻の年齢が43歳未満
保険適用回数 40歳未満:1子ごと胚移植6回まで
40歳以上43歳未満:1子ごと胚移植3回まで
婚姻関係の確認 下記のいずれかに該当すること
婚姻関係にある事実婚である。事実婚の場合は、下記を確認する
・重婚でない(両者がそれぞれ他人と法律婚でない)こと。
・同一世帯であること。なお、同一世帯でない場合には、その理由について確認すること。
・治療の結果、出生した子について認知を行う意向があること。

【特集】不妊治療の保険適用について

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2人目妊活は周囲の協力を得て進めましょう

検査や不妊治療のためには夫婦で受診する場合もあり、特に小さなお子さんがいるご家庭では、周りの協力が不可欠になります。そんなときは実家に預ける、保育園の一時預かりやファミリーサポートセンターを利用する、ベビーシッターに依頼する、病院に相談してみるなど、さまざまな手段を検討しましょう。

2人目妊活や不妊治療の進め方について、疑問や不安なことがあればかかりつけの医師に相談してみましょう。

この記事は2021年10月18日時点の情報です。
 

監修者

神谷 博文先生

神谷 博文先生

医療法人社団神谷レディースクリニック 理事長
1973年、札幌医科大学卒業、同大学麻酔学講座入局。札幌医科大学産婦人科講座、第一病理学講座を経て、斗南病院に勤務。斗南病院産婦人科長として13年間勤務の後、1998年開院。医学博士。麻酔科標榜医、日本臨床細胞学会細胞診専門医。日本産科婦人科学会 産婦人科専門医。

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Last Updated : 2022/Oct/12 | CH-20211012-18