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子どもがほしいと思ったきっかけ、男性不妊の体験談を伺いました

第1回 2021/11/07放送
ダイアモンド☆ユカイさんと、キンタロー。さん

〜スペシャルインタビュー:順天堂大学医学部教授の牧野真太郎さん〜

中村:今回のゲストはダイアモンド ユカイさんとキンタロー。さんです。
ダイアモンド ユカイさんというと、双子のパパであり、年子のパパで、私の中の育児の大変度合いの第1位は年子育児、次に双子育児で、このトップ2を兼ね備えられていると思います。

 

ダイ:僕じゃなくて妻が大変ですね。
大変という言葉はもう普通になってきました。逆に楽しいですよね。

 

中村:にぎやかでしょうね。
そしてキンタロー。さんは、なんと今おなかにお2人目がいらっしゃいますね。おめでとうございます。見た目でもわかるくらい大きいですけれども、出産のご予定は?

 

キン:ありがとうございます。出産予定は、年末を予定しています。2人目は1人目で1回通ってきた道を通るので、「心に余裕が生まれるのかな」と思ったんだけど、意外や意外。同じように心配、心配ですね。

体外受精で生まれた子どもの割合は約16.1人に1人

中村:子どもを持つこと、子どもを授かる形には、多様性があります。
例えば、日本産科婦人科学会の調査によると、2018年に体外受精で生まれた子どもの数は、1年で56,979人。その年に生まれた子どもの、約16.1人に1人の割合です。この数字をおふたりはどう見ますか?

 

ダイ:普通にすれ違う人が体外受精で生まれた子どもだったりするってことだからね。だからもっともっと、みんなでオープンに情報交換してもいいよね。

 

キン:思っていたより多いと思いました。昔だったら授かれなくて悩んでいたご夫婦が、今の時代、授かれるようになったのは医療の進歩によってそうなっているんだな、と思います。この流れでどんどん認知度も広がって、助成金など支援の面でも良くなっていってほしいなと思いますね。

 

中村:クラスでひとりふたりは当たり前の時代になってきましたが、不妊治療に関しては、まだまだクローズな印象がありますよね。

子どもがほしいと思ったきっかけ

中村:おふたりは体外受精でお子さんを授かった経験をお持ちです。
そこで父親と母親、それぞれの立場からお話を伺いたいと思っています。まずは、おふたりが、「子どもがほしいなあ」と思ったきっかけをお話していただけますか?

 

ダイ:アメリカのファミリーみたいなのがあこがれでね。子どもは自然に授かるものだと思ってた。
40歳過ぎて一度、離婚を経験しましてね、ファミリーを持つ結婚をしたいと思って再婚した時、妻も実は30歳過ぎてて。
妻が妊娠するのに自分の身体が心配だから、どんな状態なのか調べてみたいって言うんで、付き合いで近くのクリニックに行ったんですよ。クリニックは満員だったんだけど男性がいなかったね、俺しか。
そこで「あなた調べてみませんか」って言われて。「なんで俺が調べるんだよ」と思ったけど検査したよ。

 

中村:でも当時、男性がチェックするみたいな話もなかったですよね。女性がまず先に検査するという感じでした。

 

キン:私は、家族というものにもともと強い思い入れがありました。私は両親を20代で亡くしたんですが、自分が育ってきた家族が幸せの象徴で。
両親を失って絶望を感じたときに、「いつか自分も家族を持ちたい」っていう気持ちを糧にしてきたので、結婚も、子どもを授かるのも幸せな家庭を目標としていました。なので、最初から「絶対子どもがほしい!」っていう気持ちが強かったです。

 

中村:すぐにクリニックに通われたんですか?

 

キン:それが、結婚したと同時に長期戦の仕事が舞い込んできて、結婚したあとしばらく妊活自体ができなかったんです。でも、自分がもう30歳半ばすぎていたので、焦りもあって自分だけ検査を先に受けたら健康だったので安心してたんですね。そこから仕事が落ち着いて、さぁ妊活ってなったときに、何回かタイミング法でトライしたんですけど授かれなくて「あれ?」っていうところから始まりました。

 

中村:キンタロー。さんの旦那さんはどうやって検査を受けてくれたんですか?

 

キン:うちの旦那さんは病院に行くのをめんどくさがっていて。そこで旦那さんの検体を採取してもらい、自分で病院に持って行きました。

 

ダイ:正直言って恥ずかしいんだよね。男性はこういうところで繊細になっちゃう。女々しいというか。

 

中村:男性の不妊検査ついて、産婦人科の先生にインタビューをさせていただきました。一緒に見てみましょう。