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トップ>妊活TOP>一緒に妊活>ふたりの時間>妊活中にできることのヒントが見つかる「あの人にインタビュー」>セックスのカウンセリングに学ぶ「あの人にインタビュー おおたわ史絵さん」

妊活のためにふたりでできること 一緒に過ごすことの大切さ

時間と空間、そして気持ちの共有こそがいつまでも仲良く過ごすためのポイントだと思います

温かいお湯に浸かれば親近感が高まるんです

『ヒトは医学で恋してる!』内のエピソードには驚かされました。例えば、夫婦は一緒に入浴すると親近感が増すのだとか。

写真:おおたわ史絵さん

温かいお湯に浸かると脳内からセロトニンという「幸せホルモン」が分泌され、親近感が高まるんです。スポーツジムのジャグジーに水着で一緒に浸かってもいいと思いますよ。

「男性は女性ホルモンの減少に敏感」なため、「女性は加齢とともにモテなくなる」とも。では、夫婦がずっと仲良く過ごすことは難しいのでしょうか。

写真:おおたわ史絵さん

そんなことありません。一緒に映画を観たり、自然の中に出かけたり……時間と空間、そして何よりも気持ちの共有ができていれば、いつまでも仲良く過ごせると思います。そういう毎日の中に、さりげなくスキンシップやセックスがあれば理想的ですよね。

「異性に対してドキドキするのは健全だ」とも書かれていますが、最近は男性の間で「草食化」が進んでいるようです。

写真:おおたわ史絵さん

人間は恋をしている時も脳内から幸せホルモン・セロトニンが出ます。ですから、いつまでも異性への興味は持ち続けてほしいですね。確かに、日本人は欧米人より恋愛やセックスに消極的と言われますが、大切なのはふたりが幸せな恋愛、セックスができているかどうか。そのためにも、普段からパートナーと気持ちを共有しておくことが大切ですよね。

セックスカウンセリングでわかった妊活中にできること

  • 夫婦が一緒に入浴して親近感を高める
  • 映画を見たり、自然に触れたりと積極的にふたりで外出する
  • スキンシップやセックスはずっと仲良くいるために必要
  • セックスに関して、できることなら普段から話をして気持ちを共有しておく
写真:おおたわ史絵さん

おおたわ史絵さんプロフィール

内科医・作家

東京都出身。東京女子医科大学卒業後、大学病院、総合病院を経て下町の医師に。1996年より執筆活動を開始。