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妊婦さんのお役立ち 健康ニュース:国のデジ育施策で子育てをもっと楽に!
2025年9月26日
こども家庭庁やデジタル庁では、こどもや子育て家庭が必要な情報に素早くアクセスし、行政手続きをストレスなく行える環境を整備しています。
子育てをより楽しく、安心で便利にするため、こども家庭や保育の現場を支える次の取り組みを進めています。
① 必要な情報を最適なタイミングで届ける仕組みの構築咳
全国の子育て支援制度を集めたデータベース「子育て支援制度レジストリ」※1を整備。子育てアプリと連携し、必要な情報を最適なタイミングで通知し、調べる手間を減らします。
② 出生届のオンライン化
2024年8月から一部自治体で、出生証明書の画像を添付してオンライン申請が可能になりました。2026年度には医療機関と自治体間のやりとりも電子化し、マイナポータルから届出ができる仕組みを目指しています。
③ 母子保健DX
電子版母子健康手帳を進めるため、全国共通の情報基盤(PMH)※2を整備。スマホで健診予約や結果確認ができるようになりました。今後は運用状況を踏まえ、2025年度中にガイドラインを作成予定です。
④ 里帰りする妊産婦への支援
住民票のある自治体と里帰り先自治体の間で母子保健情報を共有。手続きの手間をなくし、切れ目のない支援を受けられるようにしました。
⑤ 保育DX
出欠管理や保育記録、保護者との連絡、キャッシュレス決済をデジタル化するなど、先生の事務負担を減らし、保護者にとっても便利な仕組みを整えています。将来的には見学予約や申請もオンラインで完結できるようになります。
⑥ 放課後児童クラブDX
2025年度は、放課後児童クラブの申請や連絡をオンライン化し、手続きや運営をスムーズにして先生と保護者を支えます。
⑦ 相談業務DX
児童相談所や家庭センターでデジタルを活用し、相談や支援を効率化。自治体の事例を共有し、より寄り添った支援を広げます。
⑧ こどもデータ連携
こどもに関するデータをつなぐ仕組みを整備し、2025年度は実証事業や事例集づくりを進め、全国で活用を広げていきます。
国の支援を活用し、負担を減らしながら、子育てをもっと快適にできるといいですね。
こども家庭庁「こども政策DXの推進に向けた取組方針2025について」
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/6cfab22c-d2bf-4dd1-81ea-49308519ac3a/c84318d1/20250707_councils_kodomo_seisaku_DX_6cfab22c_09.pdf
※¹ 「子育て支援制度レジストリ」について
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/8a7c40da-5f63-4790-b96d-872cfd0995b3/9b4eb9c6/20230607_councils_kodomo_seisaku_DX_tNy8qTuf_03.pdf
※² PMH(Public Medical Hub):住民、医療機関、自治体の間で母子保健情報を迅速に共有・活用するための情報連携基盤。
Last Updated : 2025/Sep/26 | CH-20250917-54