ご本人やご家族に高血圧・糖尿病などをお持ちの方、過去にかかったことのある方はいますか? |
持病がなくても検査を
妊娠前から高血圧・糖尿病等の持病がある場合は、お医者さんに相談し、治療を受けましょう。血圧・蛋白尿・尿糖の有無は、簡単な検査で分かります。また、その後の妊娠高血圧症候群・腎疾患・妊娠糖尿病の診断にも役立ちます。妊娠前から検査を受けておきましょう。
高血圧が引き起こすリスク
「妊娠高血圧症候群」は、胎児の発育不全や重症化すると痙攣・常位胎盤早期剝離につながるリスクがあります。初産・肥満・高齢の妊婦さんや、過去の妊娠中に妊娠高血圧症候群になった方、高血圧・腎臓病・糖尿病等の持病がある方は、注意しましょう。
糖尿病が引き起こすリスク
「妊娠糖尿病」は、赤ちゃんの胎児低血糖・黄疸・巨大児等の合併症につながるリスクあります。食事療法やインスリン療法で、血糖を管理しましょう。母子ともに将来糖尿病になるリスクが高いので、出産後も注意しましょう。