栄養バランスの良い食事と、適切な体重の管理ができていますか? |
栄養素が不足している日本人女性
20~40代の日本人女性の約80%は、厚生労働省が推奨する野菜摂取量(1日に350g以上)を摂取できていません。また、日本の妊婦さんも同様に、栄養素の推奨量を摂取できていない現状があります。
サプリメントで栄養摂取を効率的に
必要な栄養素は食事から、不足しがちな栄養素はサプリメントからの摂取で補いましょう。特に葉酸・鉄・カルシウム等は、妊娠前の女性にはとても大切な栄養素です。
マルチビタミンサプリメントを摂取することで、それらの栄養素を効率的に補うことができます。
ただし、ビタミンAを大量に摂取すると、赤ちゃんに先天性疾患が発生するという報告があります。ビタミンAが多量に含まれているものは、避けるようにしましょう。
体重管理でリスク軽減
やせ女性(BMI<18.5)では、切迫流産・早産・低出生体重児のリスクが高くなる傾向があり、肥満女性(BMI<25)では、妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病・帝王切開分娩・死産・巨大児・赤ちゃんの神経管閉鎖障害等のリスクが高くなる傾向があります。
(BMIの計算方法 : 体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
バランスのとれた栄養を摂取して、適切な体重管理を心がけましょう。