トップ>妊活TOP>妊活中に知っておきたいこと>妊活の「悩み」に関するコラム>ベビ待ちしている人に見てほしい 5カップルの妊活体験記
ベビ待ちしている人に見てほしい 5カップルの妊活体験記
ベビ待ちをしているおふたりへ
結婚して次は赤ちゃんがほしい!そう思ってベビ待ち中の方もいらっしゃるでしょう。赤ちゃんが夫婦のもとにやってくるタイミングは人それぞれ違います。自然に授かるのを待っている方がいれば、妊活を考えている方や、すでに妊活に取り組んでいる方もいらっしゃるでしょう。
妊活は、女性と男性が同じ思いを持って、ふたりで一緒に取り組むものです。心と体の準備をし、自分の体を知った上で、妊活でできることを進めていく必要があります。
そこで、妊活に取り組まれたご夫婦の体験記をご紹介します。いろいろな妊活があることを知り、今後の参考にしてみてはいかがでしょうか。
ベビ待ちいろいろ 5カップルの妊活体験記
今回は、年齢もさまざまで、いろいろな環境の中で妊活をされてきた、5カップルの体験記をご紹介します。それぞれが取り組んできた妊活のことや、不妊治療のようすや食生活、旦那さん、友人、仕事との向き合い方などを、ぜひご覧ください。
ベビ待ちカップルその1:私の妊活
水野理沙さん(仮名)46歳、夫49歳、お子さん6歳が体験したベビ待ちストーリーです。
妊活は夫婦で一緒に!栄養バランスに配慮した食事を
私たち夫婦はとにかく子どもが大好き。2人とも高齢で、「子どもを授かるには残された時間が少ないよね」と、すぐに妊活をスタートしました。検査ではお互い問題なく、人工授精を試すと1度目で妊娠。
しかし、喜びもつかの間、心拍を確認しようとしたところで流産していました。それまでの私たちは、遅くまで仕事をして、毎晩晩酌、美食三昧。流産したのは、この生活のせいだ。このままではいけない、と思い一念発起。「ナチュラルに体を整えようよ」と夫に提案し、夫婦そろって生活改善を始めました。
夜は遅くても11時までには寝て、駅からはバスではなく、歩いて帰る。彼は亜鉛、私は葉酸、マルチビタミン、鉄のサプリメントを日課に。食生活も大きく変えました。夫は1度目の妊娠のときから「重いものを持つと危ないよ」と買い物を担当。自分で本を調べ、胚芽玄米や、天然塩、てんさい糖といった......続きはこちらから。
ベビ待ちカップルその2:妊活は夫婦で一緒に取り組んで
高橋 弘美さん(仮名)39歳(妊娠8か月)、夫45歳が体験したベビ待ちストーリーです。
クリニックの提案は夫から!一緒にスタートした妊活
妊活を意識したのは私が先でした。同時期に結婚した友人が不妊治療を始めたと知り、わが家もそろそろでは!? と……。
夫には何気なく「病院に行こうと思うけど、どこがいいのかね」と伝えました。すると2、3日後には「ここがいいんじゃない?」と、通院しやすく、評判のいいクリニックを探してくれたんです。夫も真剣に妊活に向き合おうとしているんだと、とてもうれしく思いました。
検査をしてみると、私も彼もはっきりとした原因はわからず……。けれど、私の甲状腺ホルモン値が高く、別の内科で治療を並行する必要がありました。とにかく妊娠を目指して、体を整えるために、鍼灸院や整体院に通い始め、葉酸やビタミンDといったサプリも摂取。夫も「精子の運動率を上げるんだ」と......続きはこちらから。
ベビ待ちカップルその3:妊活は二人の目線をそろえて
小谷みかささん(仮名)29歳、夫30歳が体験したベビ待ちストーリーです。
病院が遠くて通えない!仕事が治療の障害に
もともと私は多嚢胞性卵巣症候群で月経不順などがあり、低用量ピルを使用していたのですが、バリバリ働きたかったし、子どもを産むとしたら40歳くらいでいいかなと漠然と考えていたんです。でも結婚して1年くらいで「そろそろ子どもがいてもいいんじゃない」という夫からの後押しもあり、手持ちのピルがなくなるタイミングで服用をやめ、妊娠に備えました。
でも、なかなか生理が来なくて。しばらくは、「もしかして赤ちゃんできた?」なんて夫婦でわくわくしていたんですが、そうではありませんでした。初めて「おかしいな」と思い、近所の婦人科に行ってみたら、「妊娠しづらい」と医師から言われ……。この時から、夫婦で意識的に妊活をするようになりました。
当初はタイミング法ですぐできると思っていたのですが、1年近く経っても妊娠せず。医師からのアドバイスもあり......続きはこちらから。
ベビ待ちカップルその4:友人や上司に妊活を公表して前向きに
高野 真緒さん(仮名)34歳、夫35歳、お子さん2歳が体験したベビ待ちストーリーです。
友人や上司にも妊活を公表!仲間は多いほうがいい
もともと生理不順で結婚前に多嚢胞性卵巣症候群と診断されていたので、結婚前から夫にも「子どもを持てない可能性」を含めて伝えていました。何も問題がない体ではないので、妊活のスタート地点がほかの人より後方だという自覚があったんです。それでも、妊活開始後に無排卵と診断された日はさすがにショックで頭が真っ白に。
その日は夫と一緒に友人の集まりに参加予定でしたが、とても参加できる精神状態じゃなかった。家で一人でわあわあ泣きました。夫も「一緒にいる」と言ってくれたけれど、彼のことは追い出しました(笑)。会う予定の仲間のなかに、信頼できる人も、子だくさんの人もいたので、「そこで私たちの状況をみんなに話して、何か一つでもいいから有益なアドバイスを持って帰ってきて」と言ったんです。
実際、夫は集まりの場で、年上のお姉さま方からいろいろと情報を聞いて帰ってきました。「妊娠希望の女性にとって子どもの話は男性の想像以上に重く、見えている姿より10倍くらいショックだと考えたほうがいい」とか「共感せよ、アドバイスはするな」とか(笑)。
もともと夫はとてもやさしい人だったけれど、それ以降......続きはこちらから。
ベビ待ちカップルその5:夫は私の気持ちを理解してくれる強い味方
斉藤 孝子さん(仮名)38歳、夫38歳、お子さん1歳が体験したベビ待ちストーリーです。
仕事と不妊治療の両立のつらさ・・・夫が提案した優先順位
妊活中の同僚が多かったことに影響を受け、33歳の時に不妊クリニックに足を運びました。夫には問題なく、私のAMH(アンチミューラリアンホルモン)が低いという検査結果に、医師は「不妊治療を先延ばしにしないほうがいい」と。すぐに人工授精に踏み切りました。
当時、私の仕事はとてもハードでした。ですから治療との両立がつらく、イライラすることが増えました。その苛立ちや焦りは夫も感じていたでしょうね。家では自分のことは自分でやってくれていたし、グチもよく聞いてくれて。
「こんなに忙しくて、妊娠するのかな」「もう体もしんどいよ」と弱音を吐く私に、「しんどいよね。仕事も治療も、どれも同等に頑張るんじゃなくて、優先することを決めようよ」と夫がアドバイスしてくれたりもして。なんとか治療を続ける中、2回目の体外受精で着床が確認できました。「やった!」と喜んだのに、その後の検査で「流れてしまうかもしれない」と告げられたんです。
そのことを夫にメールで伝えると、会社を......続きはこちらから。
ベビ待ちのまとめ
さまざまな妊活体験記がありましたが、いかがでしたでしょうか。
今後、ベビ待ちしている中で、もしかしたらうまくいかないこともあるかもしれません。でも、まわりには、赤ちゃんを迎えるために、さまざまなことを体験し、それを乗り越えようとしているカップルがたくさんいます。
ベビ待ちしている方は、他の方の妊活体験を参考にして、これからの妊活に生かしてみてはいかがでしょうか。
ご自身について気になることがあればかかりつけの医師に相談しましょう。
この記事は2021年10月6日時点の情報です。
※2024年1月 株式会社RJCリサーチ調べ インターネット調査 調査対象:産婦人科、産科、婦人科、生殖医療関連診療科 150名
Last Updated : 2022/Jul/07 | L.JP.MKT.CH.04.2021.2516