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【エレビット】、第70回 日本生殖医学会学術講演会(国際生殖医学会2025(IFFS2025)同時開催)にて共催シンポジウムを実施
2025年7月7日
産婦人科・婦人科医師推奨No.1*のプレナタル**サプリメント「エレビット」は、2025年4月28日、東京千代田区にて開催された第70回 日本生殖医学会学術講演会(IFFS2025同時開催)にて共催シンポジウムを実施しました。今回のシンポジウムのテーマは「領域を超えて今伝えたい母子に関する最新知見~栄養研究からみえてきた葉酸/鉄の可能性~」であり、産婦人科・小児科・脳神経外科・歯学科の専門医よりプレコンセプションから妊娠期間における栄養の重要性と課題についてさまざまな角度から知見が共有されました。
※2025年1月 株式会社RJCリサーチ調べ インターネット調査 調査対象:産婦人科、産科、婦人科、生殖医療関連診療科 150名
** 妊娠準備期間及び妊娠期間
【バイエル薬品共催 シンポジウム概要】
開催日時:2025年4月28日(月)9:00~10:30
会場:東京国際フォーラム(東京都 千代田区)
テーマ:領域を超えて今伝えたい母子に関する最新知見~栄養研究からみえてきた葉酸 / 鉄の可能性~
総合座長
杉山産婦人科丸の内 院長 黒田 恵司先生
横浜市立大学大学院医学研究科 発生成育小児医療学 主任教授 伊藤 秀一先生
プレゼンテーション1:「神経管閉鎖不全症における葉酸摂取の重要性」
国際医療福祉大学成田病院 脳神経外科 教授 下地一彰先生
プレゼンテーション2:「葉酸が口蓋裂の発症を予防する仕組みについての研究」
大阪大学大学院歯学研究科 顎顔面口腔矯正学講座 教授 山城隆先生
プレゼンテーション3:「生殖医療におけるマルチビタミンサプリメントの必要性」
杉山産婦人科丸の内 院長 黒田恵司先生
プレゼンテーション4:「周産期における栄養」
順天堂大学医学部附属浦安病院 産婦人科 教授 牧野真太郎先生
プレゼンテーション5:「妊娠中の母親の葉酸血中濃度と乳児期の川崎病発症との関連についての研究-エコチル調査より-」
横浜市立大学大学院医学研究科 発生成育小児医療学 主任教授 伊藤秀一先生
(発表順)
【本シンポジウムにおける主なトピック】
国内での脊髄髄膜瘤の発症率は依然として減少していない現状を踏まえ、胎児手術の進歩には期待が持たれる一方、妊娠前からの葉酸摂取による予防とその啓発活動の重要性が提言されました。
口蓋裂の予防に葉酸が関与する可能性について、Stat3シグナルの活性化とそれに伴うp63の抑制が口蓋突起の癒合に重要であることを示すマウスモデルを用いた研究結果が報告されました。本研究の成果は、遺伝子診断を通じた個別化予防の実現に寄与する可能性があることを示唆しています。
生殖医療におけるマルチビタミンサプリメントの必要性が解説されました。日本人に多いMTHFR遺伝子多型は葉酸を体内で利用しにくく、葉酸が不足しやすい特徴があり、それに基づく葉酸摂取の重要性が説明されました。また、ビタミンDの不足が流産や不妊と関連がある可能性が示され、妊娠1カ月前からの継続的なサプリメント摂取の重要性が強調されました。
周産期における栄養管理の重要性について、プレコンセプションから妊娠期を通じて葉酸と鉄を十分摂取することにより、低出生体重児や早産の予防に繋がる可能性が言及されました。また、産後うつと貧血の関連性について、産後の適切な貧血管理が産後うつの予防に寄与することが報告されました。
子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の母子データを用いて、妊娠中の母親の葉酸血中濃度と1歳までの川崎病の発症に関する研究結果が報告されました。その結果、葉酸の血中濃度が高い母親から生まれた子どもは、川崎病の発症リスクが低減することが明らかになり、妊娠前から妊娠中の継続した葉酸摂取の意義が提言されました。
今回のシンポジウムでは、各領域を代表される専門医より、葉酸・鉄・ビタミンDなどの栄養摂取が母体と児の健康に与える影響について報告され、非常に意義深い会となりました。バイエル薬品のエレビット®は、本会の提言を踏まえ、妊活・妊娠・産後期を通しての栄養摂取の重要性について、今後もさまざまな活動を通じて継続して情報発信していきます。
エレビット®のブランド・製品展示
また会場内にエレビットのブランド・製品展示を実施しました。妊活中~妊娠~産後までの「人生最初の1000日間」に母体と子どもの十分な栄養摂取の必要性を伝えるため、製品エレビット、メネビット、エレビット植物性DHA、エレビット 産後ケアについて紹介しました。特に妊活中の女性は赤ちゃんの健康のために、妊娠する前から、前もって十分な葉酸を摂取することが奨められています。
※2025年1月 株式会社RJCリサーチ調べ インターネット調査 調査対象:産婦人科、産科、婦人科、生殖医療関連診療科 150名
Last Updated : 2025/Jul/7 | CH-20250707-01